米中関係が悪化し続ける中、中国共産党外交部の趙立堅報道官は一度アップル社製品のボイコットを行うと脅したが、アップル社10月7日の秋の商品発表会のニュースが出たとたん、新機種iPhone12が微博(Weibo)の人気検索ランキングに登った。
10月7日、アップル社が今年2回目となる秋の発表会を開催することを正式発表し、アップルパークでオンラインライブの形式で開催されることが明らかになった。今回のイベントでは、iPhone 12シリーズが主役となる。今回の新作発表会ではiPhone12、iphone12mini、iPhone12ProとiPhone12ProMaxと名付けられた4つのモデルが登場するという。
このニュースが出ると、「iPhone 12」はすぐにWeiboの人気検索ランキングに登った。北京時間10月7日19時までに45.4億人が閲覧し、1366.4万回討論されたという。
多くのネットユーザーが興奮し、「待ちに待ったものが来た」と熱狂的なメッセージを残した。
一方、世論操作員や狂信的な共産主義者の「アップルをボイコットして、ファーウェイを支持しよう」というメッセージは、多くのネットユーザーから非難された。
「他人がどんな携帯を使うのかは他人の自由だ。干渉するな」
「米国のGoogle社が開発したスマートフォンシステム、オーストラリア政府が特許を保有するWifi、イギリスが開発したIoT(モノのインターネット)。他人が外国にこびていることを批判する内容を送信する一方で、あなたはこれらの西洋の産物を使っている。現代文明の果実に反抗したければ、独自に開発すればいいのではないか。」
「アップルは使いやすい」
「ファーウェイはクソ。共産党が好きな人しか使わないよ」
「狡猾なファーウェイのスマートフォン新作発表会も来たよ。アップルのケツを追いかけているばっかりだ。アップルの発表を見て、色々と比較して、自慢話ばかりだ」
皮肉なことに、「ならばアップルを使用しなくても大丈夫だ」と主張した趙立堅・報道官本人も実は、iPhoneを使ってツイートしているとネットユーザーに暴かれている。
(翻訳・藍彧)