トランプ米大統領の顧問・弁護士ルドルフ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏は10月6日、中国共産党が中共ウイルス(新型コロナウイルス)を世界に放出したのは「戦争行為」と述べた。
ジュリアーニ氏は元ニューヨーク市長を務め、現在はホワイトハウスでトランプ大統領の顧問・個人弁護士として活動しており、トランプ大統領が最も信頼する幕僚の一人である。
6日、ジュリアーニ氏はツイッターで、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を中共ウイルス(CCP Virus)と呼んだ。
Communist Chinese Party Virus=COVID-19 https://t.co/6VPzbBuXnS
— Rudy W. Giuliani (@RudyGiuliani) October 6, 2020
ジュリアーニ氏はメディアに対し、意図的に「中共ウイルス(CCP Virus)」という言葉を選んだのは、中国共産党政権は今年の新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎、COVID-19)のパンデミックに責任を負うべきだと考えており、このような悪質な隠蔽行為は、全世界に対する「戦争行為(an act of war)」であると説明した。
また、ジュリアーニ氏は「中共ウイルスと呼んだ方がいい。これは中国国民のせいではない。中国人の大多数は、自分たちがこのウイルスの被害者であることすら理解していない、彼らは我々と同じように被害者である」と述べた。
トランプ大統領が入院治療中、ジュリアーニ氏はトランプ大統領の病気の主犯は中国共産党だと強く非難した。
今日(9日)、ジュリアーニ氏は「覚えて、これは中共ウイルス(CCP Virus)です」とツイートした。
Remember it’s #CCPVirus=Chinese Communist Party Virus.
— Rudy W. Giuliani (@RudyGiuliani) October 9, 2020
今年4月、トランプ大統領は中国共産党に中共ウイルスのパンデミックの代償を払わせると公言した。ジュリアーニ氏は「トランプ大統領は有言実行である。すでに履行しており、さらに多くの行働を見せてくれるだろう」と述べた。
トランプ大統領が感染した経験を考慮すると、回復した後トランプ大統領が、中国共産党の情報隠蔽した責任をさらに厳しく追及する可能性がある。さらに、中国共産党政権全体への全面的な反撃も含まれている。
(翻訳・柳生和樹)