(イメージ:YouTubeスクリーンショット)

 中共ウイルス(新型コロナウイルス)が世界的に蔓延した後、台湾と米国の関係は飛躍的に進展し、温度差上昇の速さはすべての人の予想を超えている。中国共産党は最近、威嚇のために台湾周辺に頻繁に軍用機や軍艦を派遣している。習近平の在任中に台湾を武力攻撃するという噂が頻繁に流れている。これに対し、元中国共産党中央党校教授の蔡霞は、習近平は台湾攻撃の野心を持っているが、軍内でのクーデターを引き起こす可能性があると述べた。

 蔡霞教授は、ラジオ・フリー・アジアのインタビューで、習が「台湾を取り戻す」という野心と考えを持っていると信じており、習が政権に就任後、誰もが政党の指導者としての歴史的地位を語ることになるだろうと語った。

 蔡霞は、習は「統一」という考えを持っており、たとえ武力を使ってでも台湾と中国との再統一を実現したいと考えているという。そうなると、彼は国を統一した初めての現代の帝王になる。「だからこそ彼にはそのような考えがあるのではないか」

 「しかし、台湾を武力で攻撃すれば、この武力による南シナ海の軍事演習が裏目に出て、軍部内でクーデターが発生する可能性もある」とも述べた。

 中国共産党は、現在米中関係や海峡両岸関係の悪化が続いており、国際情勢の危機に直面している。 最近、中国共産党は軍事訓練を実施し、頻繁に軍用機を台湾周辺に派遣し、台湾への強行攻撃の予測が高まっている。

 国内外の専門家たちも、中国共産党が台湾を武力攻撃した場合、米国は黙って見ているわけにはいかず、最終的には中国共産党が大きな代償を払うだけでなく、政権まで失い崩壊してしまう恐れがあるという。

(看中国記者・苗薇/翻訳・藍彧)