英国海軍空母クイーン・エリザベスを中心とする最新鋭空母打撃群は北海で結成され、スコットランドで合同軍事演習を行い、2021年には南シナ海で初の航海を行う予定。
デイリー・テレグラフによると、9隻の空母打撃群艦隊の核心には、英国海軍の航空母艦HMSクイーン・エリザベスと、現在NATOの最新鋭駆逐艦として活躍している英国海軍を代表する2隻であるという。また、米駆逐艦HMSサリバン・ブラザーズや、空母エリザベスに載せている15機の戦闘機、11機のヘリコプター、英国・米国・オランダの兵士約3000人が含まれている。
この空母打撃群はこれまで20年間におけるヨーロッパの最強な海上戦力となり、現在大西洋の北海に配備されている。今後、スコットランドで英陸軍、海軍との合同演習が行われる予定。
空母クイーン・エリザベスは2021年1月に空母打撃群を率いて初の遠洋行動を展開し、南シナ海の公海領域を自由航行すると英海軍が明らかにした。これは国際海事法に違反し、南シナ海で活発な動きを見せている中国共産党政権に対し、英国政府のけん制と見られる。
(翻訳・藍彧)