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 現在、新型コロナウイルス(中共ウイルス)はまだ流行中だが、陳時中厚生相はこのほど、台湾はすでに新型コロナウイルスのワクチンを国際的な共同購入枠組みである「COVAXファシリティー」と契約を結んだが、中国製ワクチンは購入しないと強調した。これに対し、民進党の林俊憲氏は、中国企業が開発したワクチンを接種して半身不随になりかけた少女のニュースを投稿し、「中国製のワクチンを愛用している国民党議員は、ぜひ自分で接種してください。私たちの接種体験を貴党と共有するのを待っています」と述べた。

 三立新聞網によると、中共ウイルスの蔓延がいまだにおさまらない中、治療薬やワクチンが早く発売されることが期待されている。しかし、中国バイオテクノロジー社(CNBG)などのバイオテクノロジー企業が開発した中共ウイルスワクチンは、依然としてリスクがあるものの、すでに接種を提供している。

 最近、中国河南省に住む何方美さんの娘さんが、2018年に中国製ワクチンの接種で「ウイルス性ポリオ炎」に感染して半身不随になりかけた。その後、何方美さんをはじめとするワクチン被害者たちは、「赤ちゃんワクチンファミリー」という権利擁護団体を結成した。政府に責任を取るように求めたが、定期的に脅迫され、警察に逮捕されることさえあった。

 林俊憲氏は10月5日、フェイスブックで何方美の経験を紹介し、「陳時中部長は先週、台湾は国民の健康を守るために中国製の新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)ワクチンを絶対に買わないと強調したばかりです。これを聞いた泛藍聯盟はすぐにに飛びつき、陳時中部長が政治的すぎると批判し、『ネズミを捕まえることができるネコは良いネコである』という人もいる」と投稿した。

 中国のワクチンは過去にもすでに問題が山積しており、投与後に副作用や麻痺を起こす人が後を絶たないため、安全性に不安のある中国製ワクチンは国民の間でも大きな不安を呼んでいる。これに対し、林俊憲氏は「今回の中国の武漢肺炎ワクチンはまだ試験段階で、すでに多くの人々に接種させている。これは国民の命の安全を賭けることであり、投与後に他の後遺症があるかどうかについては全く無関心だ。このような国民健康を無視した実験は、中国にしかできない」と厳しく批判した。

 林俊憲氏はまた、国民党に対し、「問題のある中国製ワクチンを使用したいなら、自分で接種してください、台湾の人々の健康を賭けないでください」と呼びかけた。

(看中国記者・盧乙欣/翻訳・藍彧)