米衆議院議員スコット・ペリー氏は2020年10月1日、中国共産党を「国境を越えた犯罪組織」として指定し、制裁措置を講じる法案を提出した。
ペリー議員は、10月1日に国会会議で同法案を発表し、以下のように述べた。
「米衆議院で、中国共産党を『国境を越えた犯罪組織』と認定する。中国共産党は犯罪者である。この法案により、組織犯罪管理法(RICO)を用いて、中国共産党及び彼らに関連する人々を制裁することができる」
「中国共産党が中国であろうと米国であろうと、懲役を含む本当の刑罰に罰せられる。彼らは中国共産党を代表して犯した罪で刑務所に行く。この法案は中国共産党の主権免除を取り消し、米国にいる外交官であっても、犯罪活動に関与している場合、この法案によって制裁される」
「中国共産党は中国を支配しているという理由で罪を免除されることはできず、正義から逃れることもできない。中国の合法的な政府であると宣言しただけで、法を逃れている。これは今まさに起こっていることだ。中国共産党は人々を抑圧し、収容施設を建設し、法輪功(ファルンゴン)、モンゴルの友人を迫害し、チベットを占領するなどの責任を逃れている。皆さんはすでにこれらの事実を知っており、この状況を終わらせなければならない」
「国際社会全体が中共の犯罪行為を認識し、立ち向かわなければならない。米国は率先して邪悪中共政権に対抗して、打倒し、終結させる世代の代表になるべきだ」
ペリーが提出した新しい法案は、「反虐待及び賄賂組織法」に基づき、中国共産党を「国境を越えた犯罪組織」として指定し、その主権免除を取り消した。中国本土と米国における中国共産党政権の官吏は、共産党に代わって犯した人権侵害などの罪で罰せられる。
(翻訳・北条)