武漢肺炎(新型コロナウイルス感染症、COVID−19)は世界に蔓延し、米国に亡命した中国ウイルス学者の閻(閆)麗夢 は最近再びインタビューを受け、ウイルス実験室はただ1種類のウイルスを造っただけでなく、他の候補のウイルス株が存在し、「次回は強化版のエボラウイルスになるかもしれない」と述べた。
9月28日、閻氏は『London Real』のインタビューで、ワクチンが作成される可能性があると思うかどうかを尋ねられたときに、彼女は、ワクチンは万能薬ではない、今回のウイルスは高度に変異しているウイルスであるため、世界中の人々の間で急速に広がっている。これはインフルエンザのように、絶えず突然変異しているため、汎用型ワクチンの作成が必要とされる理由である。インフルエンザワクチンに関しては、人口の4割以上を守ることができないこともある。
閻氏は、過去にSARSウイルスのワクチンを開発する際に、抗体依存性の増加や免疫系の記憶力の低下などの深刻な問題に遭遇したことがあり、人体は免疫を長期間獲得できないという。現在の武漢肺炎はSARSウイルスの増強版であると指摘した。
更に、閻氏は、ウイルス実験は試行とランダムな結果に基づいていると強調し、「つまり、どんなウィルスプロジェクトに取り込んでも、1つのウイルス株だけが存在することはなく、他の候補になるウイルス株が存在し、試してみる必要がある」とし、現在このウイルスは放出されたが、「他のウイルスはどこにいるのか、武漢肺炎どころか、コロナウイルスですらないかもしれない」「次回は強化版のエボラウイルスかもしれない、一体誰が知りうるというのだろうか」
(翻訳・柳生和樹)