中国空軍は最近、頻繁に戦闘機で台湾領空侵犯しており、台湾海峡の中間線を何度も越えた。中国共産党政権建立記念日の前日9月30日、米軍はP-8A対潜哨戒機を含む数機の軍用機を南シナ海に派遣した。
北京大学の南シナ海戦略的状況認識プログラム(SCSPI)は9月30日夜、米軍が南シナ海に5機の軍用機を派遣したことを探知したとツイートした。探知されていない軍機がある可能性もある。
SCSPI の監視データによると、P-8A対潜哨戒機は9月30日午前9時50分ごろバス海峡を経由して南シナ海に進入し、KC-135空中給油機4機はそれぞれ30日午前1時、午前6時30分、午前9時、午前10時にバス海峡を経由して南シナ海に進入した。
A total of 4 USAF KC-135R/Ts (#AE0681, #AE013C, #AE04B8, #AE04C2) and 1 P-8A (#AE67C2) operated over the #SouthChinaSea in a single day, Sep 30. There might have been some other aircraft undetected. pic.twitter.com/cL0vrd2ZWv
— SCS Probing Initiative (@SCS_PI) September 30, 2020
アナリストは、空中給油機は戦闘支援機であり、ステルス能力を持っていないため、ステルス能力を持つ戦闘機も同時に近くのエリアにいるはずと推測した。ステルス技術のために探知されていないと考えられる。そのため、実際に南シナ海に派遣された米軍機の数は、発表された数の2倍以上になる可能性がある。
(翻訳・藍彧)