9月30日（水）、米メディア「ナショナル・パルス 」は、民主党大統領候補のバイデン氏がトランプ大統領とのテレビ討論会でアンティファーを非難する勇気がなく、彼の言い訳は大嘘であると指摘する記事を掲載した。
ナショナル・パルスのラヒーム・カッサム総編集長はこのほど、イギリスのブレグジット党のナゲル・ファラージ党首にインタービューを行った。ファラージ氏は、討論会でバイデンが「アンチファは思想であり、組織ではない」と主張したという。これに対し、トランプ大統領は「ジョークを言っているのか」と述べた。ファラージ氏は、これはバイデンが議論の中で語った「最大の嘘」であり、「最も露骨な瞬間」だったという。
ファラージ氏はまた、モデレーターのクリス・ウォレス氏の討論会司会者としてのプロ意識の低さを指摘し、バイデンとトランプの扱いにダブルスタンダードがあると述べた。 ファラージ氏は司会者が「BLM（ブラック・ライヴズ・マター）の質問で司会者が何を言ったかを見てください」と言った。ウォレスがバイデンに「BLM」の目標を支持しているかどうかを尋ねたとき、バイデンは答えることを拒否し、彼はそれを受け入れた。しかし、トランプ大統領が「白人至上主義を非難しますか」との質問に答えなかった時には、彼は受け入れなかった。
ファラージ氏は、2人の大統領候補者に対して明らかに差別していると主張したほか、2人の候補者に最高裁判事の話をさせなかったとしてウォレスを非難した。彼は、ウォレスが最高裁判事の件を討論するべき時、すり替えて健康保険の話題に集中したと述べた。
ファラージ氏は、トランプ氏にとって最も有利で、バイデンに打撃を与えるのは経済の話と「法律と秩序」であると強調した。トランプ氏はこれらの面で望ましいアプローチを果たしており、郊外の人々に影響を与えることができる重要なポイントである。「トランプは法と秩序を重視すべきだ。郊外に住む中流階級の有権者は必ずしもトランプ氏のスタイルが好きではないかもしれないが、彼らの票の行方はトランプ氏が選挙に勝つための鍵を握っている」
彼は「バイデンがアンチファのような恐るべきテロ組織を非難しないことを有権者に納得させることができれば、トランプ氏の当選は必ず国家をより安全に導き、彼は選挙に勝つだろう 」とコメントした。
（翻訳・藍彧）