イメージ:ヨーグル / PIXTA(ピクスタ)

 山東省青島市衛生健康委員会は9月24日深夜、ドックの荷役人2人が無症状の新型コロナウイルス(中共ウイルス)と診断されたため、当局は4300人以上を検査したと報じた。

 中国メディアの報道によると、青島市衛生健康委員会は24日、青島港の大港会社の職員の定期検査で、荷役作業の2人が新型コロナウイルスに感染したことが判明し、専門家グループによって無症状感染者と判定されたと報じた。

 通報によると、この2人の男性労働者は9月19日の夜勤で、海外から輸入した冷凍水産物の出荷物を積み下ろした。これらの商品はまだ市場に入っておらず、すべてが封印された。コールドチェーン製品と環境サンプル計1440検体が採取され、検査に送られたが、すでに陽性サンプルが検出されたものもあるという。

 これまでに3,497のサンプルが集められ、1,502の結果が出ており、そのすべてが陰性だったという。

 青島市政府は9月25日から、青島市外の住民に対して、今後は青島への出張や旅行を極力避けるよう通知し、仕事が必要な訪問者に対しては、過去7日間の核酸検査と健康コードの証明を提出させる厳格な申告制度を実施する。

 当局の公式通知は、再び発生源を国外にあるかのように画策し、患者が運んだ冷凍水産物から陽性サンプルが検出されたと主張するものである。米国の食品と医薬品管理局は、新型コロナウイルスが食品包装から感染したという証拠はないと述べた。

 これに先立ち、北京市、新疆ウイグル自治区のウルムチ市、遼寧省の大連市で、疫病が相次いで発生している。

 中国当局は、新規症例の発生源が海外であると主張したが、上海市の医師、張文宏は9月20日のイベントに出席した際、中国で第二波の疫病の発生は避けられないと認め、それに加え人口の80%が無症状であることは恐ろしいことであると述べた。

(看中国記者・苗薇/翻訳・藍彧)