近日、上海で視察中の李克強総理が人海に囲まれた南京路を散策したビデオがインターネット上でバズった。これは、習近平が湖南省での視察中に10メートルの円の中心に立っていて、円の外側の人々と「親切な交流した」シーンとはまったく対照的である。
ネットユーザーが投稿したビデオによると、9月21日、李克強が上海に視察に行ったとき、人が多い南京路の歩行者通りを歩き、さらにある店でミルクキャンディーを2袋買った。 李克強が散策しているとき、何人かのボディーガードが李と握手をしたい人々を拒んだが、李の親民な態度はネットユーザーに賞賛され、再び習と比較された。
https://twitter.com/qingshanlan/status/1308565796101201921?s=20
https://twitter.com/DynastyEndChaos/status/1308162801962119168?s=20
9月16日湖南省の村で習近平が視察したとき、10メートルの円の中心に立ち、村人及び側近はすべて円の外側に立っていた。しかし、中国共産党の公式メディアは「習近平は村人や観光客と親切に交流した」と報じた。
一部のネットユーザーから「人々は彼の縄張りに入れない、中国は習の国だから」「今夜、上海の南京路に李克強が人込みに現れたが、習が登場するとあちこち戒厳令をだされるのと鮮明な対比となった!習は喜んだのかしら?」「行動上、李総理はすでに反逆者に近い」「9月22日、李克強は上海交通銀行に到着し、現場のスタッフに中小企業を存続させると繰り返し伝えた。加速師(習近平)は公私合併のために中小企業を死なせたいと考えており、誰に従えばいいんだ?」といったコメントが見られた。
香港の時事評論家の劉鋭紹によると、習近平は2023年の李克強の辞任に備え、すでに現役国務院副総理胡春華を起用している。李克強は最近、中国政府のサイトを利用し功績をアピールしており、身を守るための措置を取っている。
(北条・翻訳)