中国共産党の元国家副主席・元中央組織部部長の李源潮が、自宅で自殺したと暴露された。しかし、中国共産党からの公式な報道はまだない。
21日、YouTubeアカウント「方位観察」による大陸から急遽な入手した情報で、中国共産党の元国家副主席・元中央組織部部長の李源潮が、北京時間の2020年9月20日に自宅で自殺した。中央委員会の関連部門が捜査に当たっているという。関係筋は李源潮と1回面識があり、李源潮に好感を持っているため、フェイクニュースであることを望んでいるとのこと。
李源潮(70歳)の父・李幹成はかつて曾慶紅の父・曾山の下で働き、1949年、曾山に江蘇省で任用された。1953年、曾山の推薦によって、李幹成は上海市副市長に就任した。
李源潮は太子党・共青団・江蘇派閥などの身分を持っており、かつて江蘇省委員会書記を務め、2007年に中国共産党中央組織部部長となり、人事の大権を掌握した。第18回中国共産党全国大会を経て、中華人民共和国副主席に就任した。
2014年、元党中央書記処書記令計画(れい けいかく)が失脚した時、李源潮は令計画と結託したとの噂もあった。2016年、李源潮の側近である中国共産党江蘇省常務委員・元江蘇省副省長の李雲峰が失脚した。当時、習近平が李雲峰を失脚させたのは李源潮のことを狙っているのではないかという外部からの見方があった。同年、李源潮が軟禁されたという噂も流れた。
実は、2018年にも李源潮が自殺した噂があったが、翌年2019年に中国政府の公式メディアは、李源潮が同年6月刊行の「人民日報」を読んでいる写真を掲載したため、ただ噂であったことが明らかになった。
関係筋によれば、中国共産党の政治ロジックから推測してこのニュースの信憑性は高いという。
(翻訳・藍彧)