(イメージ:謝長廷Facebookのスクリーンショット)

 最近、中華民国の駐米代表の蕭美琴氏が個人のツイッターのプロファイルを「台湾駐米大使(Taiwan Ambassador to the US)」に変更した。また、中華民国の謝長廷駐日代表がフジテレビ主催のイベントに出席した際に、フジテレビから「台湾駐日大使」と呼ばれた。

 最近、台湾と米国・日本の関係は大きく進展している。アレックス・アザー米保健福祉長官とキース・クラック米国務省次官が相次いで台湾を訪問した。また、ケリー・クラフト国連大使は9月16日、台湾の李光章処長(総領事に相当)との昼食会で、米国が台湾の国連復帰を推進していることを明らかにした。その後、台湾の蕭美琴(しょう びきん)駐米代表が、自身のツイッターのプロフィールを「台湾駐米大使」に変更していたことが判明した。

 蕭氏は自身のフェイスブックで、米政府機関が取り決めた「台湾経済文化代表処代表」という正式な肩書は、まだ長いままになっているとし、ツイッターのプロフィールにある肩書きは、仕事の性質上、仕事の難しさから、米国各界の台湾に友好的な人々の慣例的な呼び方となっていると強調した。

 それにも関わらず、注目すべきは蕭氏が9月30日に開催される予定の講演会「女性のリーダーシップ:レジリエントな国家の未来を築く」に出席する際の肩書に「台湾駐米大使」を使っていることだ。

 台湾の謝長廷(しゃ ちょうてい)駐日代表は9月24日、東京のフジテレビジョンで開催された日本下水道の父・バルトンの記念イベントを見学した際の電子掲示板で「台湾駐日大使」と呼ばれたことを、彼自身のフェイスブックで特筆すべきニュースとして発表した。

(翻訳・藍彧)