米国務省のキース・クラック(Keith J. Krach)国務次官が17日午後5時21分に台北松山空港に到着した。クラック氏は、1979年以来台湾を訪問した最高級の米国務省官員である。
クラック氏は17日から19日までの訪問期間において、18日に蔡英文総統との会談のほかに、他の政府高官と交流する予定。また、米国務省の民主主義・人権・労働省の国務次官補であるロバート・デストロ氏もクラック代表団と共に台湾を訪れ、19日にはクラック氏と一緒に李登輝前大統領の送別式に出席する。
中華民国の蔡英文総統は17日フェイスブックに、台湾は一致団結してウイルスから身を守ったと同時に、世界への貢献を忘れず、国際的に注目されていると投稿した。蔡総統は「台湾はともに国連の継続発展目標(SDGs)を実行する能力が備わっており、実行する意思もある」と述べた。また、クラック国務次官に次いで森元首相が率いる代表団も17日と18日の2日間、台湾に到着滞在し、李登輝元総統の送別式に出席する予定である。
(看中国記者・盧乙欣/翻訳・北条)