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 英紙フィナンシャル・タイムズ8月27日の報道によると、近日中国で新型コロナウイルス(中共ウイルス)の起源を調査している世界保健機関(WHO)代表団は発生源の武漢に行っていないことが明らかになった。

 同紙によると、米高官は、WHOの代表団は北京に3週間滞在しているが、まったく武漢に近づこうとせず、手がかりを探すチャンスもなかったと明かした。

 また、豪州のデイブ・シャルマ国会議員は「WHOのウイルスへの初期対応から見ると、北京の顔色を伺っていたようで、この前から国際社会が密接にWHOの厳正さ及び独立性に注目しているのも、今では正解だったと証明された」と述べた。

 5月19日、194の加盟国が参加した世界保健総会(WHA)のビデオ会議において、「武漢肺炎の状況及びウイルスの発生原因について独立調査を行う」ことを投票で決議していたという。

(翻訳・北条)