8月17日、長江上流に今年第5号の洪水が形成された。三峡貯水池の流入量は7万立方メートル/秒と予測され、今年最大の流入量となる見込み。先日、三峡ダムはすでに8つの排水口を開けて放流しており、4.42万立方メートル/秒の流量となっている。
中国公式メディアによると、長江上流にある岷江、沱江、嘉陵江などの支流に広範囲な豪雨により、警戒水位を超える洪水が発生したため、今年第5号洪水が形成されたと発表した。
嘉陵江の増水ピークが8月18日、長江の増水ピークが19日にそれぞれ重慶市に到達するという。
長江上流にある四川省の洪水被害状況を見れば、重慶市及び三峡ダムがこれから直面する圧力が想像つく。
(翻訳・北条)