8月13日深夜、山東省臨沂市は大暴雨に見舞われ、深刻な洪水被害をもたらした。
山東省水文局は14日、沂河、沭河に黄色(注)の洪水警報を発令した。山東省の「半島都市報」は15日、同地域の22の大・中規模貯水池で警戒水位を超え、沂河臨沂の流量は毎秒6010立方メートルに達したと報じた。
臨沂市の沂南県で気象記録が始まって以来、1日の最大降雨量を記録した。町や市はほとんど浸水され、1、2メートルの水溜りができ、車や家が浸水した。洪水で橋が流され、道路も破壊された。多くの家畜が溺死し、人々は家を出て避難しなければならない。
山東省内の臨沂市に隣接する日照市も豪雨に見舞われた。8月13日夜6時から14日昼12時まで、日照市の平均降水量は118.1ミリで、水量は6.33億立方メートルに相当し、最大降水量は412.3ミリだった。
注:中国の警戒信号のレベルは、一般的に気象災害がもたらす危害の程度、緊急度、展開状況に応じて、Ⅳ(一般)、Ⅲ(軽度)、Ⅱ(重度)、Ⅰ(特に重度)の4段階に分けられ、青、黄、オレンジ、赤の順に表示される。
(翻訳・藍彧)