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最近、米中のテック戦争が激化し、テック企業にも影響が出ているという。
中国国内の複数のメディアによると、米マイクロソフトは8月1日に中国語版14の利用規約を更新し、そのうちに「労働争議、不可抗力、戦争やテロ行為、悪意のあるいたずら、事故、適用される法律や政府の命令の遵守など、マイクロソフト社の合理的な管理を超えた状況による業務履行が不可能、あるいは遅延が生じた場合は、マイクロソフト側にいかなる責任や責任も生じない」が含まれる。この条項は10月1日から施行される。
同条項は中国については触れられていないが、米政府が米国に浸透している中国のテック企業を追放しようとする中、米国が中国のWindowsシステムへの供給を遮断する可能性があることを意味する「先行措置」と中国のメディアが解釈している。マイクロソフトはその責任を一切負わず、補償もしないとしている。
マイクロソフトは協議の中で、利用規約の法原則の抵触にかかわらず、米国ワシントン州(マイクロソフト本社所在地)の法律に準拠する。つまり、紛争が生じた場合、顧客はワシントン州に出向いて訴訟を起こさなければならないとしている。
2020年5月のBaiduの統計データによると、中国でのWindows 10の市場シェアは33%、Windows 7の市場シェアは48.24%で、合計すると80%以上のシェアになるという。
中国本土メディアの分析によると、マイクロソフトが「中国への供給を断つ」場合は、大きな影響が出る、中で最大の損失は法人顧客であるという。
一部のコメンテーターは、アップルとグーグルも追随してアップルとアンドロイドシステムを断絶すれば、中国のパソコンやスマートフォンは全く使えなくなるという。
(翻訳・藍彧)