杭州市気象台は8月10日午後、強風の黄色(注)警報を発令した。
10日午後、浙江省杭州市臨安区の国際貿易ビル近くの10キロボルトの高圧線は、強風で吹き切られて屋根に落ちて火事を引き起こした。その後、高圧線が路面に落ち、多くの電動自転車に引火し、爆発となった。
国際貿易ビルの爆発は現場付近にいた人々を驚かせ、困惑させた。回線故障の影響で、近くに計15台の変圧器が停電した。
8月10日、上海市気象台はオレンジ(注1)の雷注意報を発令した。落雷による上海地下鉄16号線は電源設備の故障により、一部の列車が制限速度で運行している。
8月10日の夜、上海市で雷鳴が轟き、巨大な稲妻が東方明珠電視塔の先端に当たった。稲妻で空が一瞬昼間を恍惚させた。バンドにいた観光客はこの光景に思わず息を飲んだ。
ネットユーザーは、「稲妻はますます急所を突いて、次のターゲットは中南海だろうか」とコメントした。
杭州の火災:
上海の稲妻:
注1:中国の警戒信号のレベルは、一般的に気象災害がもたらす危害の程度、緊急度、展開状況に応じて、Ⅳ(一般)、Ⅲ(軽度)、Ⅱ(重度)、Ⅰ(特に重度)の4段階に分けられ、青、黄、オレンジ、赤の順に表示される。
(翻訳・柳生和樹)