希望の声（Sound of Hope）の報道によると、イギリスのラーブ外相は現地時間の8月5日、訪問中の茂木敏充外相との会談後、香港問題を含む様々な国際問題について日英両政府の見解が一致しており、その一致性は両国の関係強化に役立っていると述べた。
英国政府のウェブサイト8月5日の発表によると、両外相は会談の際、両国の国防と安全保障協力や、インド太平洋地域における自由と開放性の確保についても協議したという。
ラーブ外相は会談後の声明で、日本を「アジアにおける英国の重要な安全保障パートナー」と呼んでいる。声明はまた、「新型コロナウイルス感染症、サイバーセキュリティ、気候変動に対する集団的対応、また、香港の自由に対する支援について、英国と日本は肩を並べて立っている。私たちのパートナーシップをより親密なものにできるよう期待している。」と述べた。
日本外務省は、茂木敏充外務大臣とラーブ外相は、中国共産党による香港版国家安全法の強制実施について意見を交換し、香港市民や各国国民、企業の権利と自由が尊重されるように両国が引き続き協力していくこと、また香港政府が現在行っていることについても、両政府は非常に注目していることを表明した。
双方は、南シナ海問題についても両国が同じ立場に立っており、これらの問題に対処するために引き続き協力し合うと表明した。
茂木敏充氏は8月7日までロンドンに滞在し、イギリスのリズ・トラス（Liz Truss）国際貿易大臣と共に日英間の自由貿易協定に調印する予定。
（翻訳・藍彧）