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 湖北省仙桃市と浙江省紹興市で工場の爆発事故が相次ぎ発生し、計13人が死傷、4人が行方不明になった。

 ニュースサイトの貴陽網によると、湖北省仙桃市西流河鎮の化学工業メーカー、仙桃市藍化有機硅の「ブチルアミド」の工場で3日午後5時半ごろ爆発 事故が発生した。4日午前7時まで、6人が死亡し、5人がけがし、4人が行方不明になった。負傷者の1人は軽傷で既に退院し、治療中の3人も命に別条はない。約1時間半後に鎮火し、消防などが行方不明者の捜索を行っている。

 中国新聞網によると、浙江省紹興市で2日午前0時05分ごろ、建材会社の浙江裕源建材の工場で、合成樹脂発泡剤「ペンタン」の注入作業中に爆発が発生。2人が死亡、6人がけがした。

 地元当局が緊急態勢を発動して対応し、まもなく鎮火した。工場周辺で大気の汚染は起きなかった。当局が事故原因を調べている。

 北京時間財経によると、同社は2017年にも、会社内でコンクリートミキサー車が爆発事故を起こし、作業員1人が死亡した。

 中国では武漢肺炎(新型コロナウイルス)感染拡大が沈静化し、各地の工場が操業を再開したのに伴い、爆発や火災事故が頻発している。7月末には、浙江省台州市仙居県の大手医薬中間体メーカー、浙江司太制薬の工場で爆発と火災が起き4人が死傷。5月には光学機器メーカーの江蘇省丹陽市の光学機器メーカーで爆燃事故があり、作業員2人が死亡した事故があった。

【翻訳編集】Visiontimesjp News