希望の声(Sound of Hope)8月6日の報道によると、トランプ大統領は8月4日のインタビューで、かつて習近平とは良好な関係にあったが、新型コロナウイルス(中共ウイルス)をめぐる中国共産党の隠蔽体質と無責任さが、両国の関係に「深刻な弊害」をもたらし、それまで良好だった関係が終了したと示した。これは米中国交関係を樹立して以来なかったことである。
トランプ氏は4日(火)フォックスニュースのインタビューで、「中国共産党が疫病を武漢に封じ込められると信じていたが、現在米国には16万人近く亡くなり、さらに多くの命を失いかねない。これは容認できないことであり、中国共産党によるものだ、当然、両国の関係は大きく損なわれる」と述べた。
中共ウイルスのパンデミックは、トランプ氏の中国共産党に対する態度を一変させた。「中国(共産党)ウイルスに襲われてから、中国(共産党)に対する態度が大きく変わった。疫病は世界を襲ったが、このすべてあってはならなかったことだ。彼らは疫病の拡大を食い止めることができたはずだ。 そのため、私たちは態度を変えた」と述べた。
7月14日の対中政策の演説で、トランプ氏は習近平との再会には興味がないと述べた。米政府の当局者が近日公での発言において、「中国」と「中国共産党」を厳格に区別しており、習近平を「総統」と呼ぶのをやめ、代わりに「総書記」と呼ぶようになった。学者の分析によると、この区別は、習近平が国民に選ばれて権力を握ったと中国共産党の政治体制に対する米国民の誤解を防ぐためだという。
トランプ氏には武漢肺炎の最新資料を握っていると示す情報が多くある。
香港の実業家袁弓夷氏は1日、武漢肺炎の発生後、中国公安部の孫力軍副部長が、疫病予防と管理を監督し、武漢実験室ウイルスの流出や政府の隠ぺい、データの虚偽報告などについて証拠を持っていたことを明らかにした。孫力軍は秘密ルートを通じてオーストラリアの妻に資料を渡して保存しようとしたが、オーストラリア政府の情報機関が同資料を手に入れた。オーストラリア政府は米国と情報を共有したとも言われている。孫力軍はこれによって習近平に免職された。また、香港から米国に亡命したウイルス学者の閻麗夢(闫麗夢、Limeng Yan)博士の手元には、非常に信憑性の高い情報を多く持っている。
(翻訳・藍彧)