希望の声(Voice of Hope)8月5日の報道によると、レバノンの首都ベイルート(Berirut)の市街地に近い港湾地区の倉庫で大爆発が発生し、爆発による衝撃波が形成したきのこ雲が空に立ち上った。爆発により少なくとも60名の死者、3,000名近い負傷者を出しており、多くの建物と車両が破壊された。
CNNの報道によると、爆発はベイルート港の爆竹倉庫で発生した。爆発前に倉庫で火災が発生したという。
AP通信によると、レバノン総治安局(Directorate General of General Security)の アッバス・イブラヒム(Abbas Ibrahim)長官は、以前船から押収され、港に保管されていた高爆発性物質による可能性があると指摘した。地元のテレビチャンネルLBCは、爆発物は硝酸アンモニウムであると報道した。
AP通信は、港から数マイル離れた建物の外壁が引き裂かれ、ドアが倒され、窓がすべて粉々になり、通りが壊れたガラスとレンガで覆われ、車が損傷したと報道した。一人の女性の上半身は血まみれになり、ほかの通りでは、顔から血が流れる女性がゆっくりと車道を横切って行った。
ベイルートのアブード市長は、消防士10人が火事で行方不明となっていると伝えた。「当時火事があったため、(消防士が)火を消しに来た後、爆発があった、消防士らは行方不明になってしまい、今探しているところだ」と述べた。
ベイルートの米国ドロシー・シア(Dorothy Shea)大使は、恐ろしい爆発に対し、「被害者とその家族に心からお悔やみを申し上げる」と述べ、「レバノンの人々と一緒にこの恐ろしい悲劇を悼む」と表明した。
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Beirut explosion. This is insane. pic.twitter.com/KMwcm6QWJR
— Abhijit Majumder (@abhijitmajumder) August 4, 2020
(翻訳・北条)