現在、米国は武漢肺炎(新型コロナウイルス感染症)がまだ蔓延しつつあるため、防疫物資の需要が上昇し、悪徳商人が隙に乗じた。米国土安全保障省によると、当局は防疫物資の模倣品に関連する570件の刑事捜査で53人を逮捕し、過去100日間で56パーセントの模倣品が中国からのものだという。
ABCニュース7月29日の報道によると、米国土安全保障省知的財産協調センター のスティーブン・フランシス(Steven Francis)所長は、押収された模倣品の約56パーセントが中国や香港からのものであると明らかにした。更に、過去5年間、すべての模倣品の約85パーセントが中国から来ているという。
同機構によると、過去100日間で、禁止薬品と治療法、偽造マスク、個人保護用品、偽のウェブサイトなど含む計911種類商品のが押収され、現在約120の案件を取り組んでおり、不法な利益は700万ドルに達するという。
(翻譯・藍彧)