希望の声(Sound of Hope)7月29日の報道によると、遼寧省大連市は7月22日に武漢肺炎(新型コロナウイルス感染症)の感染が再び広まり、遼寧省から北京市および他の5つの省に拡散した。
遼寧省大連市の水産加工工場の従業員が7月22日に確診されたのを皮切りに、感染は5日間以内に遼寧省、吉林省、黒竜江省、福建省、北京市などに急速に拡大した。福建省福州市だけでも、大連からの無症状感染者と千人以上が接触したと見られている。
遼寧省衛生健康委員会の公式サイトによると、7月22日から27日まで、現地で確認された新たな感染者は累計45人に上った。
7月22日、大連市甘井子区大連湾街道で1例が現地で確認された後、大連湾全体が閉鎖された。大連当局は23日に緊急事態宣言を発動し、19万人の核酸検査(PCR)を実施した。24日午前には全市の幼稚園が一時休園、バスの輸送停止となった。駅や空港はPCR陰性証明書の提供を求めている。
7月25日夜、大連当局は大連湾街道を高リスク地区に指定する通告を出し、中リスク地区に指定された地域も多数あった。また、通告では、中・高リスク地区の住民の厳重な管理、大連市からほかの地区への移動禁止、一部のコミュニティの閉鎖的が求められた。
多くの大陸のネットユーザーはウェイボーで、大連湾が突然閉鎖され、多くの家庭は備蓄しておらず、一部の家庭では食糧品不足に直面しているという。
(翻譯・藍彧)