7月23日、チベットのナグク市ニマ県で地震が6回発生した。
中国地震ネットワークによると、7月23日4時7分(北京時間、以下同じ)チベットのナクチュ市のニマ県でマグニチュード6.6の地震(北緯33.19度、東経86.81度)が発生した。震源の深さは10キロ。震源地はニマ県の市街地から162キロ、ラサ市から568キロ。
今回の地震は、中国でマグニチュード6以上の地震としては今年で3回目であり、年間で最大の地震だ。
この地震に加え、中国地震観測局によると、ニマ県で以下の地震が観測された。
朝6時28分、ニマ県(北緯33.24度、東経86.91度)マグニチュード4.3、深さ7キロ。
午前8時10分、ニマ県(北緯32.96度、東経87.06度)マグニチュード4.1、深さ7キロ。
午前9時4分、ニマ県(北緯33.13、東経86.69)マグニチュード3.7、深さ10キロ。
午後2時48分、ニマ県(北緯33.10、東経86.74)マグニチュード3.6、深さ10キロ。
午後18時50分、ニマ県(北緯33.16、東経86.86)マグニチュード4.8、深さ10キロ。
また、23日午前8時47分、チベットのニンティ市ポメ県(北緯30.35度、東経94.85度)でマグニチュード3.9の地震が発生した。震源の深さは10キロだ。
7月19日から21日まで、ポメ県ではマグニチュード3以上の地震が7回発生し、そのうち4回がマグニチュード4以上の地震だった。
当局によると、地震の死傷者や物的損害の情報が不明だ。
(看中国記者・黎宜明)