7月20日、江蘇省南京市区間の長江の水位は10.32メートルと過去最高記録の10.22メートルを更新し、警戒水位を1.62メートル上回った。南京市内の多くの地域が水没し、隣の鎮江市では最高級の赤色(注1)洪水警報が発令された。
ネットユーザーが投稿した動画によると、南京市江心洲の農地はほとんど冠水し、農家の家も浸水された。水の深さ3メートル以上、2階から下は水に沈んでいる。農作物や水産養殖が全滅するほど被害は甚大だ。以前、南京の江心洲には堤防に守られていたが、今年の洪水被害があまりにも甚大なため、堤防を超えて江心洲全体が水没されたという。
江蘇省南京市の江心洲:
南京江心洲 pic.twitter.com/PQbX6e79zE
— crossstream(拜登作弊)#BidenCheated (@CrossstreamW) July 20, 2020
非増水期に比べて、南京市内長江の水位は全体的に10メートル以上上昇し、川辺の公園のほとんどが水没し、公園の端にある歩道のみ見える。
現在、長江の水は南京長江大橋の路面に非常に近いところまで来ていて、鼓楼の五馬渡浜江大道全体が水に覆われ、車は水の中を走っている。長江は例年に比べると3分の1ほど増幅し、川沿いの遊歩道は完全に水没された。
江蘇省の気象予報によると、翌週、江蘇省には連続して強い雨が降り続く見込みで、被害状況はさらに厳しくなるという。
注1:中国の警戒信号のレベルは、一般的に気象災害がもたらす危害の程度、緊急度、展開状況に応じて、Ⅳ(一般)、Ⅲ(軽度)、Ⅱ(重度)、Ⅰ(特別重度)の4段階に分けられ、青、黄、橙、赤の順に表示される。
(翻譯・藍彧)