近日、北京当局が鄱陽湖の堤防を決壊させている動画がネット上に出回り、各地で堤防が決壊したのは人的要因による証となった。
7月15日、ティックトック(Tik Tok)に鄱陽湖の堤防を決壊させている現場の映像が配信された。映像から中国共産党の旗を掲げたショベルカーが堤防を破壊し、水を田んぼに流している様子が確認できる。
鄱阳决堤只是淹农田?除了几百万农田,还有多少百姓的身家性命,谁给保障?https://t.co/48ik4kHpKB
— Cindy (@cindywei2017) July 15, 2020
微博に投稿されたあるネットユーザーによると、四川省楽山市放送局は江西省が九江市を守るために鄱陽湖を決壊させたと報じた。 映像の下には、「安全を確保するため、数十万の農地を犠牲にするしかない」という文言が書かれている。
ネット上に出回っている他の映像では、当局が「鄱陽を捨てて武漢を守る」政策を打ち出しているという。大量の軍用車両が道端に駐車している。動画の撮影者は、「見てください、これらは鄱陽県の予備車両だ、戦闘に入る準備ができている。道の両側にある車は、すべて土で埋め尽くされている。これまでに得た情報では、武漢を守り、鄱陽を見捨てることだ。鄱陽を捨てるという命令が出されてからすぐに決壊工事に入っている。これから爆破するのだ。見て全部車両だ、数百台で、数キロにも及んでいる、こんなに長い車はすべて土を積んでいる、随時に増援しようとしている」と説明した。
(看中国記者・端木珊/翻訳・藍彧)