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最新の研究によると、中共ウイルス(新型コロナウイルス)に感染して回復した人は、風邪のように繰り返して感染し、数ヶ月で免疫力が低下する可能性があるという。専門家によると、この研究結果は政府の疫病対応策に大きな影響を及ぼすという。
英紙ガーディアン(The Guardian)7月12日の報道によると、キングス・カレッジ・ロンドン(King’s College London)の研究者たちは、90人以上のウイルス症例者と医療従事者の免疫反応を分析し、ウイルスを消滅させられる抗体の水準は症状が出てから約3週間後にピークを迎え、その後急速に低下することを明らかにした。
血液検査の結果では、60パーセントの人はウイルスと戦っている最中に「有効的な」抗体反応を示したが、3ヶ月後には17パーセントのみ同じ効力を維持していた。その他の人たちは、3か月で抗体水準が23倍にも低下し、一部の患者では、抗体水準が検出できないほど低くなったという。
同研究の著者ケイティ・ドゥアーズ(Katie Doores)博士によると、中共ウイルスに対する抗体反応は短時間で徐々に弱まると指摘した。
同研究はワクチンの開発と「集団免疫」の可能性研究にとって重要な意義がある。ケンブリッジ大学ウイルス学者のジョナサン・ヘイニー(Jonathan Heeney)教授は、同研究は中共ウイルスに対する人の免疫力が短いことを証明し、最も重要なのは「集団免疫」の概念に致命的な打撃を与えると指摘した。
同研究論文は雑誌に投稿されたが、まだ査読されていない。
6月18日付の米医学誌「ネイチャーメディシン」によると、中国で行われた研究で、新型コロナウイルス感染症から回復した人の抗体レベルは有症状と無症状両方の患者で2─3カ月後に急激に下がることが確認された。
二つの研究グループがよく似っている結論を出したため、中共ウイルスに対し、「集団免疫」の対策は無効だろう。
(翻譯・藍彧)