イギリス政府は7月14日（現地時間）、ファーウエイ（Huawei）が英国での5Gネットワーク建設への加入を禁止すると正式に発表した。これは、英国とファーウエイの20年間の付き合いが終わりを告げることを意味する。
中央通信社の報道によると、イギリスのボリス・ジョンソン（Boris Johnson）首相は14日の国家安全委員会（NSC）を主催し、ファーウエイの問題について議論した。その後、カルチャー、メディア、スポーツ担当のオリバー・ダウデン（Oliver Dowden）国務長官が国会で、セキュリティに基づき、今年12月31日以降は、ファーウエイからの新たな5G機器の購入を全面的に禁止する。2027年末までに関係事業者はファーウエイの設備をすべて取り換えなければならないと発表した。
ブルームバーグの関係筋によると、英国国家安全委員会の報告は、米国の新たな制裁措置はファーウェイが米国の部品を使用できなくなることを意味し、英国はファーウェイを使用することによるセキュリティリスクをコントロールできなくなると指摘した。
米政府は、ファーウェイの機器とテクノロジーが北京当局のスパイ活動に利用されると確信したため、ファーウェイに対し、新しい禁止令を発表したことにより、多くの国と通信会社はファーウェイの使用を手放すことを徐々に検討している。イタリアの一部メディアは先日、イタリア政府もファーウェイの5Gネットワークを禁止することを検討していると示した。
（翻訳・北条）