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7月12日朝6時38分に、中国河北省唐山市でマグニチュード5.1の地震が発生しました。今回の地震は天津、北京でも揺れが感じられました。最近10日間で15回目の地震となります。
同日午後13時21分、雲南省紅河州緑春県でマグニチュード4.4、震源深さ11キロ、午後15時3分四川省アバ・チベット族チャン族自治州若爾蓋県でマグニチュード4、震源深さ8キロの地震がそれぞれ観測されました。
四川省アバ・チベット族チャン族自治州若爾蓋県での地震は同地区10日間2回目の強震となります。1回目は7月2日の午前4時7分、マグニチュード3.2、震源深さ8キロの地震でした。同地区は三峡ダムの上流に位置し、徐々に強くなる地震が決壊に繋がる恐れがあると懸念されています。三峡ダムの決壊した場合は、長江中流及び下流に位置する6つの省と上海市が水没し、悲惨な結果を招くおそれがあります。
7月13日6時10分、新疆ウイグル自治区ホータン地区ケリヤ県でマグニチュード3.4、震源深さ10キロの地震が観測されました。同地区では6月26日にマグニチュード6.4、震源深さ10キロの地震が発生しました。
中国で一日に3回強い地震が発生し、同地区で地震が多発する現象は、全国的な大地震の兆しではないかと懸念されています。
【翻訳編集】Visiontimesjp News