2018年、FBI(米連邦捜査局)は公式サイトで多くの機密文書を公開した。その中の天才発明家のニコラ・テスラ(Nikola Tesla、1856年ー1943年)に関する文章が世界でセンセーションを巻き起こした。
「二コラ・テスラPart 03 of 03 (Nikola Tesla Part 03 of 03)」というのは、FBIによって機密解除したテスラに関する第3部のファイルで、全文は64ページあり、その中の一部が塗りつぶされていた。第 3 ページには「宇宙人は何度も地球を訪れていた。宇宙人によると、テスラはもともと金星人で、1856年に赤ちゃんとして地球のユーゴスラビアのある夫婦に育てられた」と書いてあった。
この内容は世界中を驚かせたが、テスラが金星から地球に来た目的は何なのか?なぜ宇宙人はテスラの正体を話したのかと多くの人が疑問に思っていた。しかし、FBIはいかなる疑問に対し一切説明をしなかった。
テスラは天才発明家で、記録されている発明特許は1000件以上もある。彼の発明は現代人類の文明にとって欠かせないものである。
テスラが最初に重要な発明をしたのは交流電流の発電装置である。これまでは直流(DC)のみだった。直流はコストが高く、安全性が悪く、長距離の電力を供給することができない。テスラが発明した交流の送電方法はこれらの問題を完全に解決した。交流電流の使用により遠くまで安定して電気を送れるようになったことから、世の中が急速に電気使用の時代となり、この功績は計り知れない。
テスラのもう一つ重要な発明は、無線通信技術である。 現代の多くの設備スマートフォン、コンピュータ、テレビ、ミサイルなどが無線通信技術を使われている。
テスラは平均的に年に20以上の発明をしており、これは非常に驚くべき数字である。テスラが発明したのではなく、金星の科学技術を地球に持ち込んで人類に伝えた可能性が高いという人もいた。
発明のほかに、テスラは1926年にスマートフォンの登場を予言したが、世界初のスマートフォンは1993年に作られたものだった。「人類が無線技術を完璧に使いこなせるようになった時、いかに遠く離れていても瞬時に連絡ができ、相手の顔も見られ、声も聞こえる機能を持つ設備で地球は一つになる。しかもこの設備は体積が極めて小さく、ポケットに入れられる」とテスラが言っていた。
テスラは1943年に亡くなった。彼が晩年に発明したものは全てFBIによって最高級機密に分類された。「テスラが金星から来た」という文書は、一般的な機密であるため、50年後には機密解除されることになる。最高機密に分類された文書は100年後に解除されるという。
最近では、地球に住んでいるという宇宙人がどんどん現れてきた。その中には元火星人のボリスカや金星から来たオネクが有名である。
一体どれぐらいの宇宙人が地球に来て、そしてその目的は何なのか。高い次元の生命が地球に来ているかについてよく考え、探求する価値がある。
米FBI公式サイト:
https://vault.fbi.gov/nikola-tesla
(翻訳・藍彧)