2019年11月17日、「香港に栄光あれ」の集会と祈祷会、および東欧革命の30周年記念集会(写真撮影:看中国記者/李天正)

 中国共産党(中共)が疫病の真実を隠蔽しているため、武漢肺炎が世界で急速に拡散している。世界の人々に中国共産党の本質を認識させ、疫病から遠ざけるために、米国ニューヨークに本部を置く「世界脱党サービスセンター」(Global Service Center for Quitting the Chinese Communitity Party)が近日、「中国共産党を終結させる」という署名活動を開始した。

 署名サイト「中国共産党を終結させる(endcco.com)」に掲載された「悪魔中国共産党を排除しよう」(ELIINATE THE DEMON CHINESE COMMUNIST PARTY)と題する提案書には、「中国共産党がうそをつかなければ、(武漢肺炎)というパンデミックは避けられた。しかし、共産党が中国を支配して以来、数億人もの人々が(中国共産党による)無限の欺瞞と蛮行にさらされてきた。中国共産党悪魔は中国という歴史悠久な土地を略奪し、今、その恐怖は全世界に広がり、すべての人に影響を与えている。我々全員が悪魔を拒絶し、中国共産党を終わらせる時が来たのだ!」

(署名の詳細は https://endccp.com/ をご参照ください)

「中国共産党を終結させる」の署名サイトは中国共産党の主な罪状を以下のように列挙している。

一、コロナウイルス(中共ウイルス、新型コロナウイルス、CCP virus)

1、中国共産党が真実を隠ぺいしたため、第一次世界大戦よりも多くの死者を出した世界的なパンデミックが発生した。2020年6月13日現在、全世界で700万人を超える患者が確認され、40万人が中共ウイルスで死亡した。ウイルスは今も蔓延し続けている。

2、大規模な強制閉鎖で、中国で無数の人道的悲劇を引き起こした。

現在、北京では第二波発生のピークの兆しが見られ始め、別の武漢になる可能性がある。しかし、外界はいまだに疫病の真実の情報を知ることができていない。

二、香港

1、香港の「一国二制度」を破壊しようとしているが、中国共産党は香港版国家安全法を通じて、香港を中共の統治下の省にしようといしている。

2、警察を利用して引き渡し条例に抗議する香港人を残忍に弾圧する。

三、グローバル浸透

1、「一帯一路」を名目に、68カ国のインフラ整備を支援するが、最終的な目的は巨額の債務でこれらの国家を制御し、重要な資源を略奪し、国際秩序を再構築することである。

2、中共に世界中の人々のオンライン活動を簡単に監視できる方法を提供するために、中国共産党がHuaweiを5Gのプロバイダーにしようとしている。

3、孔子学院は孔子の伝統文化を教えていない。 むしろ、中国共産党のプロパガンダに基づいて留学生に中国語を教えている。これにより、欧米における中国共産党の影響力が強化されている。

4、千人の才能プログラムを利用して、海外の学者を誘致し、各国の経済スパイや知的財産権の窃盗に従事するよう奨励する。そうすることで、軍事力や経済力を高めている。

四、宗教的迫害

1、法輪功への迫害(1999年~現在)

中国共産党の江沢民元党首は、法輪功の普及で人気の高さから脅威と見なし、法輪功を撲滅する迫害を発動した。数百万人もの法輪功学習者が強制的拉致され、拷問され、殺害され、生きたまま臓器を採取された。この迫害は今も続いている。

2、臓器狩り

被害者は主に法輪功学習者で、政治的反体制派や他の市民も被害者になるかもしれない。2000年以来、中国共産党では100万人を超える殺人的な臓器狩り移植手術が行われたと推定されている。

3、無神論者と反宗教

共産主義は無神論に基づく。統治の過程で、中国共産党は無数の修道院と廟を破壊し、支配し、キリスト教、カトリック教、イスラム教、仏教などすべての宗教の信者を逮捕した。最終的には、中国共産党は国民に自分たちだけを崇拝してほしいと思っている。よって、中国共産党は本当の邪教組織です。

五、恐ろしい専制政治と鮮血

1、文化大革命(1966年から1976年まで)は、数億人もの人々に影響を与え、数百万人もの人々が命を落とし、暴力によって中国の伝統道徳価値観を破壊し、中華民族の魂を引き裂き、五千年の輝かしい文化を破壊した。

2、中国共産党が実施した「一人っ子化」(1979年から2004年まで)の計画出産政策は「4億人の赤ちゃんの誕生を阻止した」というもので、これら未誕生の赤ちゃんを殺すことだ。

3、1989年、天安門事件で非武装の学生を射殺した。

(看中国記者・聞天清/翻訳・藍彧)