(イメージ:YouTubeスクリーンショット)
香港デモのテーマソング『香港に栄光あれ』をベトナム語バージョンで歌うベトナム人アーティストの映像がインターネット上で広まった。
近日、「ベトナムは香港を応援する」という動画がツイッターやフェイスブックなどで公開された。フリー香港(Free Hong Kong)と書かれたTシャツを着たベトナム人アーティストらがお馴染みな前奏曲が鳴り響くとともに、ベトナム語版の「香港に栄光あれ」を合唱し、民主主義と自由のために戦う香港人を応援した。ベトナムも社会主義国ではあるが、過去に中越戦争※や、島の主権問題が絡んでいたため今では中国との関係が悪く、多くのベトナム人は中国を嫌っているそうだ。
動画を見た香港のネットユーザーからは「非常に感動した」、「正義の声を上げてくれたベトナム人の友人に感謝します、頑張れ香港人!」、「香港を取り戻せ、時代の革命だ」など数多くのコメントが寄せられた。「ベトナムの芸能人が香港を応援しているのに、香港の芸能人はどこにいるのか」「香港の芸能人の90パーセントが親中勢力を支持している」「香港の芸能人は人民元が大好きだ」と嘆いたユーザもいた。
さらに、「逃亡犯条例改正案」をめぐる香港の民主化運動以来、本当に香港を支え、香港の人々と一緒に共存してきた香港のアーティストは誰なのかという議論が繰り広げられ、デニス・ホー(何韻詩)、シャーメイン・フォン(方皓玟)、シャップマン・トウ(杜文澤)、アンソニー・ウォン(黄秋生)、ウォン・ヘイ(王喜)などのアーティスト名が上がった。
※中越戦争(ちゅうえつせんそう)は、中華人民共和国とベトナム社会主義共和国の間で、1979年に行われた戦争である。(ウィキペディア)
ツイッターでの動画:
https://twitter.com/Any__Lee/status/1264584460126871562
(翻訳・藍彧)