(イメージ:YouTubeスクリーンショット)
21日の夜から一晩をかけた豪雨で、中国・広州市など各地が、水害に見舞われました。被害が一番深刻な地域は、広州市と東莞市(とうかん-し)です。特に広州は、市内に大量浸水で大荒れです。水没した町は、川のようになり、住宅地や街中の車、地下駐車場などが大量浸水で人命被害及び大きな経済損失を受けました。
中国メディアによりますと、22日、北京時間の午前1時33分の時点で、広東省は37の地域で大雨注意報が発表されました。その中、広州市と東莞市(とうかん-し)の9つの地域で、大雨警報が発表されました。
22日、北京時間の午前2時の時点で、気象観測所が、1時間で100ミリの降水量を観測した地域は10カ所です。中国国内で、22日の朝から「広州豪雨」、「東莞豪雨」がネットで話題になっています。今回の豪雨による冠水で、広州の13号電車は運行停止になっていて、また、他の地区では、休校措置が取られています。
22日の激しい雨は、広範囲で過去最大の降雨量を記録しました。中国メディアによりますと、土砂崩れや浸水したトンネル内に車が閉じ込められ、4人が死亡したということです。被害は広がっています。