4月16日14時30分、韓国で公演を終えた神韻芸術団が、羽田空港国際線ターミナルに到着し、多くのファンがロビーで出迎えた。
17日から東京で4回公演を行い、川口、宇都宮、名古屋、西宮、京都と巡回していく予定となっている。
多くのファンは半年以上前からチケットを購入しており、待ちに待った世界最高レベルの中国古典舞踊と東西の楽器が融合したオーケストラが織りなす中国5千年の旅がいよいよ始まる。
近くで撮影していると団員の多くは非常に若いが、落ち着いており、穏やかな表情の中にも威厳があり独特の風格を持っていると感じた。
中国古典舞踊は日常的な筋肉を使うので筋肉を発達させる必要がないという。一方では信じがたいレベルの鍛錬を要して「技巧」を習得するという。ダンサーたちの優雅な足取りは空港を歩いているだけで芸術的であった。
天人合一の中国伝統文化が今年は私たち何を示してくれるのか、日本公演の幕開けである。
(田 作驕)