(イメージ:YouTubeスクリーンショット)

 4月20日、中国の習近平・国家主席が陜西省西安を訪問し、4月22日には西安の「大唐不夜城歩行街(商店街)」に初の視察をした。ところで、いつものとおり習氏の周りはボディーガードと警察及び政府関係者らばかりで、習氏が来る前からすでにセキュリティー対策を取り、視察中の不安要素など全部排除した上、市民らと厳格な安全距離を維持しながら歩き回った。当日、習氏を含め一行はマスクをつけなかった。習氏は市民と簡単な対話を行ったが、この市民らは政府関係者により事前に配置した人たちであるという疑惑の声もある。

 一方、ほかの場所では習氏が訪れる前、道路は警察により封鎖され、一般市民、また陳情しに来た人たちは立入禁止になっていた。この辺の道路で誰も自由に移動できない。政府の交通規制により、人は交差点をいっさい渡れない。この日、陳情しに来た人たちは政府関係者により全部遮断された。周囲には政府の監視員らが待機中だった。 習氏に向け陳情しに来た人らは、習氏に会えるという希望を持って来たが、その願いは叶わなたったようだ。