親子が窓を隔てて会話をしているシーン(イメージ:Facebookのスクリーンショット)

 サンディ・ハンミルトン(Sandy Hamiliton)さんはミネソタ州のある老人ホームで働いています。同老人ホームは新型コロナ(中共ウイルス)の感染予防のため、訪問者の面会を停止しました。サンディさんの勤務中に、ある入所している老人の息子が毎日のように会いに来ていました。ホーム内には入れないため、その息子は窓の外で携帯を使って、お父さんと交流します。サンディさんは親子が窓を隔てて会話をしているシーンに感動し、思わずシャッターを押しました。当人の同意を得た上で、「私が働いている老人ホームは面会を停止しましたが、この息子さんがお父さんに頻繁に会いに来られて、電話を使って話している場面にいつも癒されています」とコメントを添えた写真をフェイスブックに投稿したところ、多くのコメントが寄せられました。

 「なんてすてきなのでしょう!私もいつかそんなに愛されたいです!本当にいい息子さんですね!」

 「愛はすべてを征服する!」

 「本当にいい息子さん、写真に癒されました!」

 「一緒にいられることは、なにより」

 この親子の直接の面会を阻んだ新型コロナウィルス(中共ウイルス)は、現在世界中に蔓延しています。発祥地が中国武漢であることから、「武漢肺炎」「中国肺炎」などと呼ばれることがありますが、「中共ウイルス」と呼ぶべきでしょう。なぜなら、今回のパンデミックは中国共産党政権の隠ぺいが原因だと考えられているからです。武漢市では昨年12月に未知のウイルスについて、注意喚起した8人の医師たちが「デマを流した」として訓戒処分となりました。その中には感染し、命を落とした医師もいます。

 もう一つの理由として、加害者と被害者を区別するためでもあります。トランプ大統領は「中国ウイルス」と言及しましたが、武漢を始めとする中国本土の中国人も、中国共産党の独裁的で怠慢な対応で、ウイルスの犠牲となった被害者に過ぎないため、やはり「中共ウイルス」と呼ぶべきでしょう。

 1日も早く収束し、この親子が窓を隔てなくとも会話ができる日常が戻ってくることを願わずにはいられません。

(翻訳編集・北条)