(イメージ:YouTubeスクリーンショット)
中国・四川省涼山イ族自治州木里県の森林で、3月28日から大規模な森林火災が起きた。また同じ涼山州の西昌市芦山でも30日午後から大規模な森林火災が起きた。猛烈な火勢はますます強まっていて市内に向けて進んでいる。火災地から5㎞以内の住民はすでに退避済みだ。3月31日未明、消防隊員らは一生懸命に消火作業を行っているが強風の影響で手を焼いている。今回の火事で19人が犠牲になっており、その中18人が消防隊員で、1人は道案内していた地元造林地の職員である。風向きが突然変わり、炎に囲まれたという。同州では毎年春、高温や乾燥のために山火事が頻発しており、今月も26日以降に計3件発生した。