(イメージ:YouTubeスクリーンショット)

 3月27日、湖北省黄岡と江西省九江の境で、湖北省の住民と江西省警察の間で大規模な衝突が起きた。湖北省から江西省に入ろうとしていた大勢の人たちを江西省九江の警察が阻止しようとしたのが衝突の原因だった。

 4月8日には武漢が封鎖解除される予定で、また湖北省のほかの地域ではすでに封鎖解除になっている。新規感染者も0だとアピールしている中、なぜ湖北省を離れ、他省に行こうとしている住民がおるのだろうか。

 最近、武漢市某病院の医師が親戚に送ったSNSメッセージには武漢が封鎖解除した後、もっと大規模の拡散の恐れがあるので安全措置などしっかりしてほしいという、まるで指示に近い内容が流出した。ここから今回の衝突の原因が多少垣間見ることができるのではないでしょうか。