長沙市北辰中央公園コミュニティの住民は11月29日、この建物の周囲で地盤沈下が発生しており、最も深い部分で2メートル以上に達しているとの訴えがありました。住民たちは、地盤沈下が建物の安全に影響を与える可能性を懸念しています。
中国メディアの報道によると、11月28日、中央公園コミュニティの住民である張さんの自宅でリフォームが行われていた際、施工スタッフが建物外部の地下が空洞化していることを偶然発見しました。これについて張さんはメディアに対して、「この建物は埋め戻し土で建てられていますが、きちんと締め固められていないか、沈下が発生したかのどちらかです」と語りました。別の住民である李さんは、2メートルを超える木の棒を使って建物の別の空洞部分を測定したところ、その棒が完全に刺さってしまったと述べました。李さんは「ここで子供が遊んでいたら、想像を絶するような結果になる可能性があります」と心配しています。また、多くの住民の家では壁にひび割れが生じており、「非常に恐ろしい状態に見える」との声もあります。
住民たちは開発業者に対して合理的な説明と問題解決を求めています。
これに対し、管理会社は以下のように述べました。「基礎工事と建物の主体部分の間に土を埋め戻した際、1階の出窓部分が外側に突出していたため、土を十分に締め固めることができませんでした。その結果、数年後にこのような沈下が発生しました。しかし、施工業者によれば、この沈下は建物の主体構造には影響しないとのことです。」
しかし、施工業者の説明に対し、多くのコメントが寄せられ、不満が噴出しています。「問題がないというなら、開発業者が原価で住民の家を買い戻して、自分たちが住めばいい!」といった声や、「最近の多くの建物は工期を急いで作られ、埋め戻し土が全く締め固められていない」といった指摘がありました。
(翻訳・吉原木子)