9月22日、複数のネットユーザーが動画を投稿し、北京牡丹園地下鉄駅の外で爆発事故が発生したと報告しました。
ネット上で出回っている動画には、牡丹園地下鉄駅の入口付近で突然爆発し、小さな火の玉が上がり、敷石が吹き飛ばされ、現場には黄色い煙が立ち上っている様子が映っています。ネットユーザーによれば、現場では2回連続して爆発が発生し、周囲の商店も停電を余儀なくされました。
警察は爆発現場の周囲に規制線を張り、立ち入りを禁止しましたが、多くの人が現場に集まりました。
ある目撃者は、「爆発が起きた時、近くで信号待ちをしていて、爆発音に驚いて心臓が飛び出しそうになった。まるで『キノコ雲』のような火の玉が見え、一人の女性が爆風で地面に倒れてしまった」と述べています。
現在のところ、当局からは牡丹園地下鉄駅外での爆発事故に関する公式発表や原因の説明はなされていません。
2024年に入ってから、中国本土では各種の爆発事故が頻発しています。
9月13日、遼寧省営口市大石橋市の商店街で突然爆発が発生し、建物の窓が吹き飛ばされ、爆風で200メートル先の建物の窓ガラスまで破損しました。
8月6日、広東省珠海市の2階建て民家でガス爆発が発生し、建物が倒壊しました。公式の発表では3人が死亡、1人が負傷したとされていますが、現地の目撃者は「ガス爆発であっても倒壊はしないはずだ」と疑問を呈しています。
8月4日、遼寧省撫順市の商店で爆発が発生し、火災が広がり、周囲の多くの店舗のガラスが割れ、3人が負傷しました。
7月24日、河北省邯鄲市務北村で爆発が発生し、村の党支部書記の自宅が完全に破壊され、書記がその場で死亡しました。
3月4日、北京市海淀区のマンションで、大規模な爆発が発生しました。住民の窓や台所の外壁が吹き飛び、周辺の住居も窓ガラスがすべて割れました。
(翻訳・吉原木子)