おうちごはんの定番メニューに必要な食材「じゃがいも」。多くの料理に使われますが、保存方法を間違えると芽が出てしまい、さらには食中毒になってしまう恐れもあります。では、じゃがいもをどのように保存すればいいでしょうか?今回の記事では、じゃがいもの保存方法を二つご紹介します。
方法一
まず、ビニール袋とリンゴ1、2個を用意します。次に、じゃがいもを濡らさず直接ビニール袋に入れて、リンゴを入れます。その後、空気を抜いて袋の口をしっかりと閉じ、涼しく風通しの良い場所に置いておけば大丈夫です。
この方法は簡単そうに見えますが、その中にはきちんとした原理があるのです。つまり、リンゴが発生するエチレンガスはじゃがいもの発芽を抑える作用があるから、じゃがいもをより長く保存できるようになります。
方法二
必要なものは、適量の花椒、適量の食塩、水、段ボール箱または紙の箱です。
まず、じゃがいもをきれいに洗いますが、じゃがいもが傷つくのを防ぐため、洗うときに力を入れすぎないように注意してください。
洗った後、ボウルに塩と水を加えてかき混ぜ、塩が溶けたらじゃがいもを入れて10分間浸します。じゃがいもを塩水に浸すことで、発芽を防ぐことができます。
その後、じゃがいもを取り出し、布で水分を拭き取り、自然光で乾かします。じゃがいもの表面が完全に乾いたら、段ボール箱または紙の箱に入れ、花椒を一握り振りかけます。花椒には殺菌作用があり、じゃがいもの腐敗を防ぐことができます。
最後に、箱の蓋を閉め、涼しく風通しの良い乾燥した場所に置けば、じゃがいもをより長く保存することができます。
ところで、すでに発芽してしまったじゃがいもをどう処理すればよいでしょうか?少しだけの発芽なら、その芽と芽の周りの部分を取り除けば、残りの部分は食べられます。しかし、芽が長く伸びている場合は、もう食べてはいけません。
また、じゃがいもが青くなっている場合は、青い部分をすべて取り除く必要があります。青い部分には毒素が含まれているためです。じゃがいも全体が青くなると食べてはいけません。
発芽や青みについてどうしても判断がつかない場合は、そのじゃがいもを食べない方がいいでしょう。
以上、じゃがいもの保存方法を二つご紹介しました。他にもいろいろな方法がありますが、ぜひこの二つの方法を試して、じゃがいもを保存してみてください。
(翻訳・宴楽)