最近、中国各地で奇妙な空模様が頻発し、広く注目を集めています。北京では、住民が雲の中で回転する巨大な発光体を撮影し、吉林省では「骨のような雲」が現れ、遼寧省大連市では謎の「黒い円」が空に現れました。これらの現象が相次いで発生し、多くのネットユーザーは、中国各地でなぜこうした異常な現象が続いているのかと疑問を投げかけています。

 9月14日の朝、北京のネットユーザーが、雲の中で巨大な不明発光体が出現した様子を撮影しました。その発光体は雲の中で見え隠れしながら移動や回転をしており、光がちらちらと放たれています。

 天津では11日、12日、13日の3日間、不明飛行物体が連続して目撃されました。特に9月11日の夜、天津濱海国際空港で多くの便がキャンセルや遅延され、3,000人以上の乗客に影響を与えました。公式発表では無人機の影響とされていますが、この説明に対してネットユーザーから広く疑問が寄せられています。

 12日の夜、13日の夜にも再び天津で不明飛行物体が現れ、12日の夜には空港が再度麻痺状態に陥りました。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、長細い不明発光体が空中を移動し、複数の発光体に分裂するようにも見えました。動画の撮影者は、空港の上空は飛行禁止区域であり、もし無人機を飛ばした者がいたなら、すぐに撃ち落とされるはずだと分析しました。

 吉林省白山市で12日、空には「骨のような」奇妙な雲が広がりました。動画を撮影した女性は「何これ?これは雲なの?怖いんだけど!」と驚きを隠せませんでした。

 同日、遼寧省大連市のネットユーザーが空に「黒い円」が現れたことを発見しました。その円はロープのように見え、空中でしばらく留まった後、次第に消えていきました。動画の撮影者は「何か落ちてきたの?よくわからないけど、もしかして…宇宙人が来たの?」と疑問を口にしました。

 さらに、中国メディアは江西省撫州市で広く注目を集めた神秘的な事件を報じました。同市の空に突如として複数の光る火球が現れ、音を伴っていたとのことです。事件が発生したのは11日の午後5時頃で、目撃者によると、複数の明るい球状物体が空を高速で通過し、強い光を放ちながら視界から消えていったと伝えられています。

(翻訳・吉原木子)