(pxhere, CC0 パブリックドメイン)

 大型連休の時、飛行機に乗って旅行を楽しみたいけど、空港の保安検査を飛行機のデメリットとして挙げる人が少ないようです。空港で保安検査場を通過するには長い行列に並ばないといけないし、万が一搭乗前の余裕がなくなったら、保安検査で時間がかかってしまい、搭乗できなくなってしまうことさえあるでしょう。この点を考えると飛行機を諦める方もいるかもしれませんね。
 では、空港の保安検査をできるだけ早く通過する方法はないのでしょうか?
 英紙『デイリー・ミラー(Daily Mirror)』によると、英国を拠点とするセキュリティ機関『Get Licensed』の専門家が、空港の保安検査をできるだけ早く通過するための7つのコツを明らかにしました。ここではその7つのコツをご紹介します!

1、タイミングが重要

 ほとんどの人は早めに保安検査を通過したいですが、早すぎるとひとつ前の搭乗ラッシュとぶつかり、結局保安検査が遅くなる可能性があります。そのため、空港や航空会社の指示に従い、場合によっては出発時刻の2~3時間前に保安検査を受けましょう。 

2、検査を受ける前に準備を済ませる

 保安検査の列に並んでいる間、そして自分の番が近づいたら、あらかじめアクセサリーやベルトなどの身の回り品を外しておきましょう。そうすると、到着したときにこれらの品物を素早くトレイに入れることができます。
 また、保安検査に協力するために靴を脱がなければならないこともあるので、ロングブーツはなるべく履かず、簡単に脱げる靴で臨むようにしましょう。
 こうして節約できる時間が限られるかもしれませんが、みんなが意識してやると保安検査はだいぶスムーズになります。 

3、トレイの中のものをきれいに並べる

 持ち物や衣類などをトレイの中にわかりやすく分けて並べることで、保安検査員の仕事がしやすくなり、保安検査も早く終わるでしょう。

4、より早い列に並ぶ

 例えばビジネス出張の搭乗者は、機内持ち込み手荷物が少ないので、このような人たちに続いて列に並ぶと、保安検査場を早く通過できるかもしれません。スーパーのレジ列と同じ原理です。

5、スタッフに尋ねる

 搭乗時刻が迫っている場合、空港スタッフや保安検査員に「先に保安検査を通過させてもらえますか」と尋ねてみましょう。もちろん、先に通してもらえない可能性もありますが、何もしないよりマシなはずです。

6、有料サービスを検討

 ほとんどの空港では、優先レーンなどを使って保安検査を早く通過できるファストトラック・サービスを提供していますので、検討してみてもいいかもしれません。空港、航空会社やサービスの内容によって金額が変わります。
 ただし、これらのサービスを利用できる人数も制限される可能性があるので、必ずしも毎回早くなるとは限りません。使うと決めたら事前予約をお勧めします。

7、あくびをしない

 驚くかもしれませんが、一部の保安専門家によると、激しいあくびをしたり、口笛を吹いたり、激しく笑ったりする旅客は、保安検査員に呼び止められる可能性があると言います。そのため、保安検査員に尋問されたくない場合は、あくびをしたい衝動を抑えるようにしましょう!

 いかがでしょうか?空港の保安検査をスムーズに通過する7つのコツをご紹介しました。夏休み期間中、飛行機での旅行を予定していれば、ぜひ試してみてくださいね。

(翻訳・玉竹)