2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、日本代表が中国相手に7-0と快勝しました。中継を見ていた元中国代表キャプテンの範志毅氏は、試合後に崩れそうな心境を吐露し、「日本のゴールはあまりに簡単で、黄浦江(長江が東シナ海に入る前の最後の大きな支流)に飛び込みたくなった」と述べました。

 試合は9月5日18時35分、埼玉で行われました。試合前には、多くの評論家は、中国チームが日本に勝つのは難しいだろうと予想していましたが、結果がこれほどまでに一方的なものになるとは誰も予想していませんでした。

 試合後、中国チームのイヴァンコヴィッチ監督は、この試合が厳しい戦いになると予想していたものの、これほど多くの失点があるとは思わなかったと認めました。彼は、今後チームとともに総括し、次の試合に向けて備えを強化する必要があると述べました。

 中継を見ていた元中国代表キャプテンの範志毅氏は、試合後に崩れそうな心境を吐露し、「日本の得点があまりにも簡単すぎる。距離が遠くなければ、黄浦江に飛び込みたい気分だった。日本に負けるのは仕方ないが、こんなに簡単に得点を許すのは本当にひどすぎる」と憤慨しました。

 この試合は、中国男子サッカーチームが日本に対して記録した史上最大のスコア差となり、またワールドカップ予選における単試合最多失点と最大スコア差の新記録も樹立しました。

 この惨敗は瞬く間にネットでトレンド入りし、大きな話題となりました。しかし、多くのファンが落胆や嘆きよりも、冷ややかな皮肉を込めたコメントを投稿しており、ファンの失望が感じられます。

 「7対0のスコアを見るのは、最後は紀元225年の諸葛亮VS孟獲の戦い以来だな」、「試合が100分あったら、10対0だよ。7対0は単に時間切れってだけだ」、「朝起きてニュースを見たら7:0、試合が朝7時開始かと思ったよ」、「昔は最高の防御は攻撃だと思っていたが、今では相手に攻撃の意欲を失わせることが最強の防御だとわかった。自分の認識が甘かった」、「中国チームのパフォーマンスはよかった。失点したのは13分、47分、52分、58分、77分、87分、90分の7分だけだ。つまり83分は守り切った。守れなかったのはその7分だけだよ」

(翻訳・吉原木子)