過去10年間で、中国では「小粉紅(しょうふんこう)」と呼ばれる巨大な集団が現れました。近年、小粉紅は、「愛国青年」、または若い「民族主義者」の意味で使われています。

 彼らは、半世紀以上にわたる中国共産党(中共)の洗脳宣伝の中で育ったため、中国共産党を愛することが国を愛することだと思っており、本来の中国と中共を分けて考えることができていません。そのため、彼らは、国内外でいわゆる「愛国主義」を掲げて、米国、日本、韓国などの国に対して敵意を持った言動を取っています。