今年5月31日夜、靖国神社の石柱に放尿した中国人男性「鉄頭」(董光明)は、中国に逃走した後、彼は最近、恐喝の容疑で浙江省杭州市公安局濱江区分局に拘束されました。

 複数の中国メディアによると、最近、杭州市公安局濱江区分局が発行した押収決定書がネット上で話題となっています。押収対象者の名前はモザイク処理されていますが、「董」という漢字が一部残されており、生年月日や住所から、靖国神社の石柱に放尿した「鉄頭」であることが確認されました。

 今年5月31日の夜、鉄頭ともう一人の中国籍男性である姜卓君が、靖国神社の石柱に放尿し、赤いスプレーで「toilet」(トイレ)という英単語を噴きつける動画を撮影しました。その後、鉄頭は6月1日の未明に日本を離れ、中国に帰国しました。日本の警察により指名手配されましたが、彼はその後、再び動画を公開し、自首する意向がないことを表明しました。一方、姜卓君は日本で逮捕され、現在起訴されています。

 「鉄頭」は自首を拒否し、その行動に後悔の念がないと主張していますが、中国当局は彼を見逃しませんでした。2か月以上の追跡の末、鉄頭はついに拘束されました。杭州市濱江公安分局の刑事捜査隊は、現在捜査が進行中であり、具体的な詳細は明かせないと述べました。濱江区人民検察院の職員も、鉄頭が恐喝の容疑で拘束されたことを確認しましたが、詳細は秘密にされています。

 なお、一部の報道によると、鉄頭は以前にも賭博場を開設し、違法な拘束を行ったとして刑を受けたことがあるとされています。

(翻訳・吉原木子)