7月13日午後6時過ぎ(現地時間)、トランプ前アメリカ大統領が、ペンシルバニア州バトラーでの集会中に、銃撃事件が発生しました。

 複数のメディアの報道によると、一連の大きな爆発音の後、シークレットサービスの要員が、すぐにトランプ氏に駆け寄り、彼を護衛したとのことです。トランプ氏は現在医療機関で診療を受けており、「状態は良好」とのことです。

 現場の映像によると、銃声が響いた後、トランプ氏は右手で、頭を触るような仕草を見せ、その後講壇の下に伏せました。シークレットサービスの要員は急いで、ステージに駆け上がり、彼を護衛しました。

 銃撃事件発生後、アメリカ合衆国シークレットサービスは、「シークレットサービスはセーフガードを実施しており、前大統領は安全な状態にある。現在、シークレットサービスは、この事件を積極的に調査中であり、新しい情報があれば、速やかに発表する」との声明を発表しました。
19時46分頃(現地時間)、バトラー郡地区検察官がAP通信に対し、銃撃犯はすでに死亡したと伝えました。

(翻訳・吉原木子)