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 蒸し暑い夏には、何よりも水分補給が大事です。汗によって時間とともに体内の水分がなくなり、水分補給を怠れば便秘や結石、肥満、痛風といったリスクが高まります。しかし、ミネラルウォーターだけではつまらない、もっと色々なドリンクを試したいと思う方もいるでしょう。そこで、今日は暑い夏に最適なドリンクを7つ紹介します。健康に気をつけながら、ぜひリフレッシュにも役立ててください。

 暑い夏には、病気のリスクを高めないように、速やかに十分な水で体を補充してください。

リフレッシュできる健康ドリンク7選

 1日に必要な水の量はどれくらいでしょうか。地域差や個人差こそあるものの、専門家は、成人であれば1日あたり少なくとも1.7Lから2Lほど飲むことを推奨しています。そのため、ミネラルウォーターだけではつまらないという方は、次の7つの飲み物を試してみてはいかがでしょうか。

1. 緑茶

 夏には希釈した緑茶などのお茶類が良いとされています。80度以下の温水に茶葉を直接浸すか、冷水で抽出することがおすすめです。温度が低いため、お茶の有効成分をゆっくりと抽出することができます。時間が経つとともにお茶の風味も増し、ポリフェノール含有量も高くなります。

 夏には希釈茶を飲むことをお勧めします。

2.フレーバーティー

 フレーバーティーも夏日におすすめです。ローズティー、カモミールティー、ジャスミンティーなどがあります。フレーバーティーの中には、豊かな香りを楽しめるものだけではなく、糖分やビタミンなどの栄養素や、ポリフェノール、サポニン、テルペンなどの有効成分も含まれています。そのため、フレーバーティーを飲むことは健康に有益です。

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3.レモンジュース

 レモンをスライスして水に浸すことで、レモンの香りを楽しむことができます。スーパーでパッケージ化されたレモンの代わりに、新鮮なレモンを買うのがベストです。

レモン(Pixabay license)

4.クコの実ドリンク

 クコの実ドリンクは、乾燥されたクコの実を水に浸すことで簡単に作ることができます。甘い香りづけがされており、飲みやすいです。ですが、クコの実ドリンクで鉄分を補給できるとの宣伝がありますが、含まれている鉄の性質が異なるため、クコの実を水に浸しても、鉄分をほとんど補うことができません。

5.緑豆ジュース

 緑豆を煮て緑豆スープを作ることができます。冷蔵庫に入れて、喉が渇いたときに直接飲むか、または牛乳と混ぜることで美味しく水分補給ができます。

 この飲み物は体の熱を減らし、夏に必要な水分と栄養素を補充することができます。特に緑豆に含まれるカリウムとビタミンB群は、高温での発汗によって失われた栄養素を効率よく補うことができます。

6.パッションフルーツジュース

 パッションフルーツを水と混ぜることで、とても美味しいドリンクを作ることができます。

 研究データによると、通常の皮をむいたパッションフルーツは、オレンジほどではありませんが、リンゴのおよそ10倍、100gあたり約30mgのビタミンCを含んでいます。カリウムも豊富で、100gあたり278mgを含んでいます。そのため、高血圧を抑制する効果はバナナよりも優れているとされています。

7.野菜スープ

 夏の食事では、野菜スープをもっと飲んでください。

 暑い夏でも、温かいものを飲みたくなる時があるかもしれません。その時は、食事とともに油と塩が少なくあっさりするスープを飲むと良いでしょう。冬瓜スープ、トマトスープ、わかめスープ、卵スープなど、色々なバリエーションを楽しむと良いでしょう。

野菜スープの一例:アスパラガスのスープ(Pixabay license)

 厳しい暑さがもたらす疲労によって、体の免疫システムが弱くなることがあります。この7つの健康ドリンクで夏を快適に過ごせることを願っています。なお、非常に甘いドリンクは逆効果になることがあるので、飲み過ぎには気をつけましょう。

(翻訳・熊孟)